眼精疲労

眼精疲労 | 体調に影響

眼精疲労とはいわゆる疲れ目のことですが、現代に生きる私たちが抱える大きな問題の一つは、目が疲れ続けていることや回復する暇もなく目を酷使しているということだと思います。

また、「多少の疲れ目が当たり前」だと思っているせいで積極的に症状を解消しようとも考えず、疲れた状態でさらに目を酷使するという、目にとっては溜まったものではない対応をしていることもあるのではないでしょうか。

特に忙しい人が多い現代のことですから、目の問題に関わらず休もうと思って休めるなら問題になってないという話かもしれません。しかし、疲労は疲労を呼び、全身のパフォーマンスが下がれば作業効率も下がり、かえって休めない状況に陥るということは身をもって分かっているはずです。

残念ながら、頑張れば頑張るほど頑張れなくなっていくのが私たちの身体です。身体の中でも目は特に働く器官だと言えるでしょう。人間が情報を受け取る際には、およそ8割を視力に頼っていると言います。簡単には休ませることができず、それどころか無意識に酷使してしまうのが私たちの目なのです。

最近ではPCやスマホ画面を見つめる時間も長く、現代ならではと言える疲れとも戦わなければなりません。ぜひ意識的にリフレッシュすることを考えていただきたいと思います。

ところで、私たちが日ごろ感じる「疲れ」には身体的な疲れや精神的な疲れなど、いろいろなものがあります。目の疲れも同じで、一口に眼精疲労と言っても疲労の原因は様々です。対処するにしても疲れの原因をしっかり見極めることが大事です。

単純に細かい作業などで目を酷使したから疲れが溜まる場合、目の機能や見え方に問題があるせいで負担が大きく疲労が溜まってしまう場合、そしてPCやスマホ画面を見続けているせいで疲労が溜まっている場合などが考えられます。

また、精神的な疲れ、ストレスが原因で起きてしまう眼精疲労もあるのです。精神的な疲労が目に影響するのはどういうこと?と思う方もいらっしゃるでしょうが、精神と身体は密接に結びついていますから、目も例外ではありません。

例えば、目のピントの調節はあまり意識することなく自然にできますが、これは自律神経が働いているからできることです。ストレスや緊張などで自律神経が乱れ、この働きがスムーズにいかなければ、ピント調整も少々手間取るようになり、それだけで疲れてしまう。よくよく意識すれば、精神的な疲労を受けたときに目の疲れを自覚することはあるのではないでしょうか。

このように、たかが目の疲れではありますが原因が様々であること、そして疲れ続けている状態を指して「たかが疲れ目」とあいまいに処理するのは無理があるということをここではお伝えしたいと思います。

疲れ目の原因は様々なので、改善する方法も当然人それぞれということになります。何が原因で目が疲れているのかを考えてみましょう。一度に行う作業時間が長いのか、IT機器を使用する頻度が高すぎるのか、それとも精神的に負担がかかることが悪いのか。

しかしこう言えば、ほとんどの方は全部当てはまると言いたくなるのではないでしょうか。仕事の量がそもそも多く、ぶっ続けでやらなければ終わらない、終わらせなければ帰れないし仕事にならない。このとき、肉体的にも精神的にもあらゆる負担を抱えていることになり、働き者のあなたに倍して働き者の目に負担がかかる。

「目に負担をかけないようにしましょう」と言うのも、こう考えれば精神的な負担になるかもしれません。目のことまで考えて働かなければならなくなったのですから。

しかし今すぐにできることはあります。「病院へ」と言いたいところですが、やはりたかが疲れ目でという意識がある人はなかなか足を運べませんよね。ただ、もし視力が下がっている自覚があったり、メガネの度が合っていなかったりするのであればすぐに新調することをおすすめします。それだけで目にかかる負担が全然違ってきます。

また、例えば休むときは目を温めるようにするとか、目の筋肉をほぐすよう、意識的に眼球をぐりぐりと動かすストレッチをするということはできます。栄養に気を使ったり、忙しくても睡眠時間は確保しようと考えたりもできますし、明るすぎず暗すぎない作業環境を整えようと意識することもできる。

目を酷使しないようにしようと言うのは、口で言うだけでは無理があると思います。ただ、目を酷使していることを意識したり、積極的に労わるようにしたりすることはすぐにできるはず。長期的に見れば、その意識をするかしないかで大きく違いが出てきます。

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